スタンダードデッキ「ジャンド」メモ
2014年3月18日 TCG全般 コメント (6)
4《森の女人像》
3《クルフィックスの狩猟者》
4《世界を喰らう者、ポルクラノス》
4《嵐の息吹のドラゴン》
3《荒野の収穫者》
2《ミジウムの迫撃砲》
2《化膿》
3《戦慄掘り》
3《ラクドスの復活》
4《歓楽者ゼナゴス》
2《森》
1《山》
1《沼》
4《草むした墓》
4《血の墓所》
4《踏み鳴らされる地》
4《奔放の神殿》
3《悪意の神殿》
1《変わり谷》
SIDEBOARD
3《霧裂きのハイドラ》
2《ミジウムの迫撃砲》
2《破滅の刃》
2《殺戮遊戯》
2《死の国のケルベロス》
2《ゴルガリの魔除け》
2《見えざる者、ヴラスカ》
☆☆☆研究メモ☆☆☆
メイン
《荒野の収穫者》
4マナ4/5の高レシオ。マナエルフから3ターン目に着地させ、4ターン目以降に呪禁のマナを構えながら殴りに行ける。早いターンに除去が飛んでくる相手（黒単や同系）には、呪禁マナを払える6マナ以降にキャストするのが望ましい。他クリーチャーの死亡で誘発する占術はどのタイミングでも強い。《クルフィックスの狩猟者》でトップを見ながらプレイするときに特に相性がいい。占術目的に撃つ除去の判断ができるし、トップの土地を探しに行ける。赤緑ビートダウンに黒をタッチする利点はこのクリーチャーが採用できることがひとつだと思う。
《ラクドスの復活》
展開の速いデッキが増えたことで活躍の機会が減ったけど、こちらが先に盤面制圧できたときや、相手の動きが遅いときに大アドバンテージが取れる。メイン複数採用はプレイヤー環境のメタ次第ではある。こちらのブン回りパターンに組み込まれるカード。《エルフの神秘家》→《森の女人像》→《歓楽者ゼナゴス》まで動けば、4ターン目に《ラクドスの復活》X5～6までが可能。4枚投入された《歓楽者ゼナゴス》をうまく利用すれば驚くほど簡単に高火力で撃てる。特に、《ラクドスの復活》が撃ちにくい相手である黒単や青白などのコントロールに《歓楽者ゼナゴス》が良く効く相手なので、一撃当てられる隙は見つけやすい。
サイド
《殺戮遊戯》
苦手なカウンターデッキへのアンチカード。これと《霧裂きのハイドラ》のおかげで殆どカウンターを気にせずに動ける。青白コントロール相手には状況次第ではあるが、《スフィンクスの啓示》を抜くことが第一目標。こちらの戦況次第では、《解消》などのカウンターや、《至高の評決》などのリセットを抜くこともありえる。2枚引いても弱くないので、サイドには2～3枚積んで良い。黒単相手には《アスフォデルの灰色商人》を抜きたくなるが、サイドアウトする相手もいるので注意。自分も、ジャンドあいてには3～4枚抜いてしまうので、不安なら《英雄の破滅》などが無難。青単信心相手には《海の神、タッサ》や《潮縛りの魔道士》を抜くと有利に立ち回れる。
《死の国のケルベロス》
主にコントロール相手への追加アタッカーとして採用。黒単はサイド後に《破滅の刃》や《究極の価格》が入ってくるので、どちらも効かない6/6は強力な戦力になる。厄介な《冒涜の悪魔》や《群れネズミ》に止められることもない。メリットを生かして、自分でどんどんクリーチャーを捨て駒にさせるプレイングが可能。デメリットが大きい相手には投入しない。能力上、リアニ相手にも入れたくなるけど、除去されたときの相手のアドバンテージが高いので注意。サイズ勝ちをしやすいセレズニア相手にも投入できる。相手には追放除去が多いのでデメリットを気にせずに運用できるし、早いターンに出せれば、《漁る軟泥》も無力化できる。
《見えざる者、ヴラスカ》
中速以降のミッドレンジ相手や同系相手に投入。置物破壊だけでなくクリーチャー除去としても積極的に使う。これを投入する相手は、何度も-3能力を使われるのを避ける為に忠誠度1～2残したヴラスカでも放置できなくなる。5マナと重い分、必ず1対2交換を狙える状況で使い、相手の除去が切れれば、奥義による勝利も目指しやすくなる。PWに手出ししにくい青単信心にも刺さるカード。
◆◆◆実戦メモ◆◆◆
対 グルール系
相手の《クルフィックスの狩猟者》に仕事をさせないことが大事。《ミジウムの迫撃砲》を積極的に使って除去。《戦慄掘り》は早いターンに出てきた《ドムリ・ラーデ》に使う。後半のPWには《ラクドスの復活》が効くのでOK。相手のポルクラノスとドラゴンに注意して、可能な限り相打ちは避ける。不用意なブロックには湧血の落とし穴があるので《化膿》を大事に。《歓楽者ゼナゴス》の展開力で優位に立たせるように。ゼナゴスは奥義を目指せる相手なので、積極的に+してもOK。
サイド後は《ゴルガリの魔除け》を丸く使う。《クルフィックスの狩猟者》はエンチャントなので破壊可能。格闘やブロックを再生モードで優位に。こちらの《クルフィックスの狩猟者》は抜いてしまう。相手は《ミジウムの迫撃砲》を追加すると思うし、《帰化》系も貰いやすい。《狩人狩り》を撃たれても不利になるし、相手のアタッカーは2/4で止まるものは少ない。
SIDEBOARDING
IN
2《ミジウムの迫撃砲》
2《破滅の刃》
2《ゴルガリの魔除け》
2《見えざる者、ヴラスカ》
OUT
3《クルフィックスの狩猟者》
1《嵐の息吹のドラゴン》
2《荒野の収穫者》
2《歓楽者ゼナゴス》
対 青白系コントロール
《歓楽者ゼナゴス》が刺さる相手なので連打してプレッシャーを掛けに行く。《拘留の宝球》などでカウンターの隙を作らせたら、ドラゴンや《荒野の収穫者》の除去耐性で《至高の評決》を誘い、《ラクドスの復活》や追加のゼナゴス、ドラゴンなどでライフを詰めに行く。《スフィンクスの啓示》や《太陽の勇者、エルズペス》に要注意。勝ってる戦場でも簡単にひっくり返されてしまう。
サイド後は《霧裂きのハイドラ》で優位に攻めれる。《殺戮遊戯》で《スフィンクスの啓示》を抜き、《ゴルガリの魔除け》で《拘留の宝球》と《至高の評決》に対抗。エスパー相手だと《幽霊議員オブゼダート》や《ヴィズコーパの血男爵》が入ってくると苦しいので、無理やり《ラクドスの復活》を通していくか、《至高の評決》を切らせてから《嵐の息吹のドラゴン》や《死の国のケルベロス》を主体に攻防する。
SIDEBOARDING
IN
3《霧裂きのハイドラ》
2《殺戮遊戯》
2《死の国のケルベロス》
2《ゴルガリの魔除け》
1《見えざる者、ヴラスカ》
OUT
3《森の女人像》
3《世界を喰らう者、ポルクラノス》
2《ミジウムの迫撃砲》
2《化膿》
対 青単信心
高い展開力を持つ相手なので、こちらも早い展開を目指す。ゼナゴスはブロッカー生産とマナ加速の両方が使えるが、相手の飛行クリーチャーには注意。ポルクラノスの怪物化が強いので、多少盤面が不利でもマナ加速から大型展開に繋げて、後から戦場制圧を仕掛ける。《思考を築く者、ジェイス》が厄介だが枚数が減ってきてるので、多少カードは引かれても、所詮は小型クリーチャーだろうと割り切ることも必要。《波使い》を極力生かしておかないことと、《家畜化》で《狩猟者》が奪われることに注意すること。
サイド後は《波使い》を殺せる《破滅の刃》と《ゴルガリの魔除け》を投入。ヴラスカも万能除去として。ポルクラノスは怪物化のスタックで《急速混成》されやすいので狙いすぎに注意。
SIDEBOARDING
IN
3《霧裂きのハイドラ》
2《ミジウムの迫撃砲》
2《破滅の刃》
2《ゴルガリの魔除け》
2《見えざる者、ヴラスカ》
OUT
3《クルフィックスの狩猟者》
1《世界を喰らう者、ポルクラノス》
3《荒野の収穫者》
1《戦慄掘り》
3《ラクドスの復活》
対 黒単信心（コントロール）
《冒涜の悪魔》《生命散らしのゾンビ》《群れネズミ》のいずれも厳しい。うまく除去を引き当てているかが勝負の分かれ目。《地下世界の人脈》で《ラクドスの復活》が効きにくいのも厳しい。相手の《思考囲い》で抜かれる前に《歓楽者ゼナゴス》は着地させておきたい。
サイド後は相手のクリーチャーを読むことが大切。他の色をタッチして《荒野の収穫者》や《血男爵》を取っている可能性もある。《エレボスの鞭》に仕事される前に壊したいので《ゴルガリの魔除け》は投入。挙動が遅い相手なのでヴラスカも。クリーチャーの総数はこちらが上なので《死の国のケルベロス》を入れてもOK。除去されにくく、ブロックされにくい。逆に除去されやすく、《冒涜の悪魔》で止まりやすい《嵐の息吹のドラゴン》は枚数を抑えたほうが良い。
SIDEBOARDING
IN
2《死の国のケルベロス》
2《ゴルガリの魔除け》
2《見えざる者、ヴラスカ》
OUT
3《嵐の息吹のドラゴン》
3《ラクドスの復活》
対 アグロ系
少し大雑把な分類ですが。
1～3ターンまで早いクリーチャーを展開し、高速で殴りきってくるような相手。《森の女人像》や《狩猟者》の高タフネスでブロッカーにさせ、ポルクラノスや《荒野の収穫者》で徐々に圧力を掛ける。あまり無理に殴らないようにして、終盤にドラゴンの飛行や高マナ域での《ラクドスの復活》などで一気にライフを削る戦略を取る。
サイド後は除去の追加、相手の色に合わせて使う。赤単相手には《殺戮遊戯》で《チャンドラのフェニックス》を抜く動きもできる。《歓楽者ゼナゴス》は枚数を抑える。アグロ相手に捌けないことが多く、アグロはサイドに《真髄の針》を取ってくることがあるため。
SIDEBOARDING
IN
2《ミジウムの迫撃砲》
2《破滅の刃》（黒主体以外に）
《ゴルガリの魔除け》（黒主体相手や呪禁オーラに）
2《死の国のケルベロス》
OUT
3《ラクドスの復活》
3《歓楽者ゼナゴス》
ひみつに大会での使用結果を。
コメント
ゼナゴスからのラクドスリターンは気持ちよさそうです！
このジャンドはマナジャンプからのビッグスペルを目指していますので、細かいクリーチャーで繋ぐドムリよりも、一気に展開できるゼナゴスのほうを優先して採用しています。ゼナゴスマナからのリターン、気持ち良いですよ！
ドムリ君も強いんですけどね(^^;)どうも私は昔からドムリ君とは相性が悪くて(笑)
リンクさせてください。
リンクありがとうございます。こちらもリンクさせて頂きました。宜しくお願い致しますm(_ _)m
サイドボードプラン参考になりました
ありがとうございました
はじめまして。
少しでも参考になれば幸いです。
こちらもリンクさせて頂きました。
宜しくお願い致しますm(__)m